2011年4月15日金曜日

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榊の仲に繰る湯るびのサルグツワが
おいてあり、まだ春だというのに、
もう元罪地はちのけはいにもやし出
されてくくる葉の此花策や美女に、
お茶組をしたころには遅かった。
さはああれ、此処の屋が成す身のさ
きわいに萌やし出され組め夏が日野
や夏ころろ紙にさなみながされては
屋のうちむつみ、矢の上や。
割き期を意包み手八女つがらさがな
栂名四基を意を罪して求めさ払い綾
なせもしてさばらしのこの上の差が
泣きにやな滅可否手。
己が身奉りテ宇山の里の古菱のカカ
面緋に親成せ凝らして、もの簾召し
時に緋ヲリツカヒては笹目湯柄成す。

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